Bare Knuckle PUは直輸入すると安くなるという話。画像付きで輸入手順を解説します!

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Bare Knuckle ピックアップーアイキャッチ

以前にも別ブログで書いていたのですがこの記事が最もアクセスが多く定期的に細かい解説が欲しいとの問い合わせがあり、初回投稿より1年が経過した2019年12月時点でも問い合わせがあるため改めてより詳しい記事にしよう、と思い立ちました。

このパッケージでもある意味有名かもしれません。
SUAMA

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みんな大好きベアナコー

内容としては代理店を通さず直営店から買おう!シンプルなものになるのですが少しでも安く目的の機材を買いたいという方が多いようで長きにわたり安定したアクセスを頂いています。

早速以下で国内よりも安く購入する手段を解説していきますので参考になれば幸いです。

bare knuckleてどんなメーカーなの?

国内ではハイエンド的な立ち位置の扱いを受けていますがイギリスではノーマルな仕様なら1個当たり99£(ポンド)で販売しているメーカーです。現地職人達の拘りやメーカー特有のこだわりはあれど他国メーカーと比べ圧倒的にコストのかかる材料などを使っているわけではありません。ですが良いピックアップである、ということだけは間違いなく僕も2017年からはずっとこのメーカーのものを使っています。

サウンドに関してはピュアでレンジが広いといった印象で、ラインナップも豊富でヴィンテージサウンドからモダンハイゲインまでカバーできるメーカーですね。

また圧倒的な特徴として多弦対応やユニークなピックアップカバーがオーダーメイドでき、ギターの個性に合わせさらに彩を加えることができます。

このカバーデザインに惚れ込んでこのメーカーを知った方も多いのではないでしょうか?僕もその口で結局ノーマルのブラッシュドメタルカバーではありますがカバー付きのデザインのものをオーダーしています。(以下記事で写真が見れます)

今でも非常にお気に入りで以前はピックアップをとっかえひっかえしていたのですがbare knuckleに変えてからは一度も新しいピックアップ買っていないほど…。

見た目とサウンドの面で非常に満足度の高い製品ですので非常におすすめです!

まずはデジマートからデザインのユニークさと価格を確認してみましょう。

自分で輸入をするメリット

主に以下の3点になります。

・好きな仕様でオーダーできる
・多弦対応
・代理店の値段の5~7割あること

少し長くなりますが一つずつ解説していきますね。

豊富なカスタムオーダー

ショップにない理想の仕様がある場合個人で輸入するほかありません。(正規輸入代理店に頼めばやってくれるかもしれませんが個人でオーダーするのと手順は同じはずです。)カバーやボビンの色、カバーの表面加工やポッティングの有無も完全にしていすることができます。

箱に記載されているだけでもこれだけオーダーの項目があります…

SUAMA

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正直、ダサすぎるカバーとかもあるけどそれだけ幅広くのニーズに対応してるってことかな

圧倒的な多弦対応

7弦以上のギター向けのピックアップでもカバーのデザインを凝ったものにすることができます。多弦ギター用だと国内で扱われているものは所謂流行りもののデザインであることが多いので自分好みのものを探すのが難しい場合があります。

他メーカーですと多弦ギター向けピックアップのデザイン性はここほど充実していないので、ないなら作ってしまえば良いの精神で直接オーダーしてしまうのが一番早いと思います。

安く購入することができる

一番大きいのは安く買うことができる事ですね。

国内正規輸入品の新品の値段は2019年12月現在6弦向けペア¥47800(₊税)程度です。決してパーツ一つにかける金額としては安いといえるものではありませんね。国内で有名メーカーのものを買うと大体1万円前後ですから日本で買うとほぼ倍の値段になってしまう訳です。

個人で輸入する場合代理店の保証はつかないけれど上記でも述べた通り最安値で99£(本日は1£=142.33円)なので日本円に換算して¥14000程度であるのでペアで¥28000と圧倒的に安く買うことができます。

SUAMA

SUAMA

ポンドは値動きが激しいから買う前にチェックしておくのをおすすめするよ

直輸入のデメリット

もちろん無い訳ではありません。価格や満足度と引き換えにすると霞みがちですがこちらも3点ほどあります。

・イギリスからの発送なので到着に時間がかかる
・決済がクレジットカードのみ
・海外の住所の書き方が面倒

到着に2週間程度かかる

イギリスから船で来るようですね。

オーダーの内容や追跡に関してはメールで逐一報告してくれますが到着まで不安になってしまうのは慣れていない人だとあるかもしれないですね。僕の場合は日本郵便が中継してくれて早い段階でイギリスからの動向を日本語で知ることができました。

クレジットカード決済のみ

普通の社会人であれば問題ないと思うのですが決済がクレジットカードのみです。都合によりクレジットカードを持つことができない方や学生の方には高いハードルになってしまいますね。いまはプリペイドクレカも充実してきているのでそちらを活用しましょう!

初見最難関。住所の書き方

海外では小さな区分から書いていくそうです。

大きなくくりは記述ではなくドロップメニューで選択というパターンもよく見かけますね。プラグインなどと違い実物が家に届くものですので正確に記述しましょう。こちらの住所変換サイトを活用して僕は入力しました。

サイトの操作は簡単!

  1. STEP

    トップページからメニューからピックアップのタイプを選択

    図説1

    説明ではハムバッカーを選んでいます。

  2. STEP

    ピックアップの種類を選択

    図説2

    タイプは下に行くほど高出力のものになっていきます。今回はVINTAGEからTHE MULEを選択しました。

  3. STEP

    弦の数とポジションの選択

    図説3
    図説3

    8弦まで対応していますのでお好みに合わせて選択してください。今回は6弦で進めてみます。

  4. STEP

    カバーのタイプを決める

    ここまでまずタイプを決めていきます。今回はハムバッカーの定番デザインであるカバードを選択しました。

    各デザインに同程度様々なデザインが準備されています

  5. STEP

    詳細設定

    ポッティング(ロウ漬け)のオプションを必要に応じて選択します。

    ポッティングとはハウリング防止のためにカバーとピックアップをロウで固める事です。音色に影響があるため慎重にオプションの変更をしましょう。

    図説

    デザインが終わったら各ギターに合わせたオプションを選択していきます。今回はストラトのリアに乗せる想定でコイルタップをしたいので4芯を選択しました。

    次にピックアップの足の長さを決めます。ピックガードに止めるためSHORTを選びました。レスポールの場合はLONGを選択してください。

    Bare Knuckle PU-直輸入手順10

    お使いのギターの合わせて選んでください。一般的なトレモロが乗っている場合は53mm、テールピースの場合は50mmです。

  6. STEP

    オーダーの確認

    内容を確認してチェックアウトを押しましょう。

    もう一度カートの中身について確認があるので値段、送料を確認後にPROCEED CHECKOUTをクリック。住所とカード情報を入力して完了になります。

    お疲れさまでした!

まとめ

当時は非常に情報が少なくオーダーに関してまとめられているブログはなかったのですがふとブログで直輸入という言葉を見かけたことがきっかけでした。

知らない僕にとってはbare knuckleは高嶺の花だったので血眼になってオークションサイトなどを探していたのですが中継なしのメーカー直でのオーダーがメールなどの手続きなしでできるとの事で非常に興奮したのを覚えています。安く買えるというのは当時まだ学生だった身分の僕には非常にありがたいことでした…

上記手順を正確に踏めば国内でネットショッピングをする感覚で買えてしまうのですがやはり現物が届くタイプですと不安な面もありますよね。

どうしても不安な場合、当ブログにはお問い合わせフォームが常設されていますのでそちらからからご連絡ください。またTwitterにもよくいるのでお気軽にどうぞ。

時間とトレードオフだけど価格はかなり安くなるしデザインも好きに決められるよ、というお話でした。参考になれば幸いです。

SUAMA

SUAMA

フリーランスのギタリスト。大学を中退後、音楽専門学校に入学。卒業後地道にキャリアを重ねていく中でBTCFXでも収益を上げ2019年に独立開業。作編曲を勉強しながら録音のお仕事とレッスンをしています。各種お問い合わせはページ最下部かページ上部CONTACTからお願いします!

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