FM3で外部のエクスプレッションペダルの動作が上手くいかない場合の対処を画像付きで解説します。

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SUAMA

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こんにちは。SUAMAです。

以前書いたFM3レビュー記事での別枠で書くと告知していた純正のエクスプレッションペダル以外の挙動が思い通りにいかない時の対処法を記述していきたいと思います。

個人的な検証のため不正確な部分があるやもしれません。その際はお手数ですがお問い合わせなどからご指摘くださると幸いです。

またこちらの対処法はプリセット単位で対応する必要があります。つまり毎回設定が必要です。それが面倒という方は純正品を強くお勧めします。

同タイプの症状が他の機器でもでる場合、本体側のボリュームやワウのカーブが編集可能ならそちらから対処が可能になります。踏み心地についてもある程度のカバーが可能なはずです。是非お試しください。

症状

踏み込みに遊びがある、キャリブレーションがMAXまで認識されないなどの症状が確認されています。僕がもっているBOSSのEV-30もそうでした。BOSSでは他製品も同様に以下の症状が出ることがあるそうです。

まず上の画像のようにペダルと0の部分を合わせます。本来ならば逆側に踏み込めば100まで認識させてそれで終わりなのですが…

ご覧の通り100まで認識させることができません。

SUAMA

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ペダル自体の抵抗値なんかが関係しているみたい。要するに相性の問題です。

この症状による弊害は主に

  1. 0から89までしか認識されないためボリュームやワウを設定しても89で止まってしまう
  2. 0から100まで送れていると認識させても踏み込みのカーブが急激になってしまうので使いづらい

の2点です。

解決手順

  1. STEP

    ボリュームブロックを配置します。

  2. STEP

    volumeのノブを右クリックすると以下の画面が出ます。

  3. STEP

    souceを選択すると以下の画面に映ります。
    今回はpedal 1 端子に接続しているためpedal 1 を選択します。

  4. STEP

    選択が済むと以下の状態に移ります。右側のグラフがボリュームカーブになりますので、今回は右上段のステータスにあるmidを使ってカーブを編集し挙動をコントロールしていきます。

  5. STEP

    89で止まってしまう問題はmidを80前後にしてみて下さい。85前後まで入力した地点で100になるようになるはずです。

    またこちらの問題はキャリブレーションをした後にSTEP1~4の手順でペダルを認識させると解決(0~100まで認識)することが多いです。その場合STEP6の手順でカーブを調節し踏みやすくするのがおすすめです。

  6. STEP

    100までの認識が早く踏みづらい場合も基本的な手順は同様ですが、値は低めに70程度がおすすめです。midを上げていきカーブを緩やかにします。

  7. STEP

まとめ

こういう部分いじってるとほんとFASのエフェクターブロックは作りこまれてるな~と感心します。もっと気軽にサードパティ製デバイスを調整せずに使えるのが一番ではあるんですがね。

だいたいこのように力技で対処が可能な感じにはできています。

他の機材(kemperなど)でもサードパティ製エクスプレッションペダルの問題は確認しているので時間があれば検証してみます。再三になりますが上記の手順が面倒だ!という方は純正品がお勧めですのでそちらをどうぞ。

困っている方の参考になれば幸いです。それでは~

SUAMA

SUAMA

フリーランスのギタリスト。大学を中退後、音楽専門学校に入学。卒業後地道にキャリアを重ねていく中でBTCFXでも収益を上げ2019年に独立開業。作編曲を勉強しながら録音のお仕事とレッスンをしています。各種お問い合わせはページ最下部かページ上部CONTACTからお願いします!

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